CASES 症例紹介
ここでは特徴的な症例について、一部をご紹介いたします。
※手術の写真を掲載しておりますので、苦手な方はご注意ください。
小滝橋動物病院グループ全体の外科症例件数については、>こちらをご参照ください。

ウサギ・モルモットの胃うっ滞症候群(元気・食欲不振、便が小さい、便が出ない)

胃うっ滞症候群はウサギやモルモットでよく見られます。

食餌内容・被毛の摂取(毛球症)・ストレス・運動不足などの様々な要因により、胃や腸が食渣や毛の塊でいっぱいになってしまい、胃腸運動が停滞してしまう結果、元気や食欲が落ちてしまったり、便が小さくなり、症状が進むと便が全く出なくなってしまうこともあります。
横からのX線写真。白くモヤモヤと見えるものが胃・腸内の食渣です。胃腸運動が低下していることにより腸管内ガス貯留(黒く見える部分)も認められます。
仰向けのX線写真。
胃腸を動かし、便を出させることが治療の第一となります。
胃腸運動が活発になり、便が出るようになれば、元気も食欲も戻ってきます。

治療方法としては、皮下点滴によって体内の水分量を増やし、胃腸運動を促進するお薬を使います。
状況に応じて、流動食や水分量の多いフルーツ・野菜を給餌することもあります。
文責:獣医師 多喜