CASES 症例紹介
ここでは特徴的な症例について、一部をご紹介いたします。
※手術の写真を掲載しておりますので、苦手な方はご注意ください。
小滝橋動物病院グループ全体の外科症例件数については、>こちらをご参照ください。

気管虚脱の犬の1例(咳、ガチョウのような呼吸、気管)

犬の気管虚脱は原因不明の気管の扁平化が原因となる呼吸障害です。
症状として〈咳〉〈呼吸不全〉などが挙げられます。
発症年齢は1~5歳と若齢が多く、肥満の犬や小型犬に多く認められます


今回は気管虚脱と診断されたポメラニアン、7歳、去勢オスの1例について紹介したいと思います。
2.3日前より興奮位ににガチョウのような音の呼吸をして苦しそうとのことで来院されました。
聴診検査では肺音は問題ありませんでした。
レントゲン検査では、吸気時の期気管が閉塞している所見が認められました。
治療として鎮咳剤と鎮静剤の内服を処方しました。
その後咳の頻度は改善し、現在はほとんど薬を使わずに生活しています。
何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。


文責:獣医師 横山

本駒込動物動物病院
〒113-0021 文京区本駒込2-27-10  03-5319-1910
(豊島区・北区、駒込駅・千石駅近く)
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